経営戦略にパブリック・リレーションズ(広報)の発想が大切になってきている3つの理由

最終更新: 2019年4月8日



企業の「広報活動」って、具体的に何をしているかご存知でしょうか?


新しい人に会うことが多くなるこの季節、初対面の方に「企業の広報活動をサポートする事業をしています」と言うと、50%くらい「広告ですか?」という反応が返って来ます。残りの30%くらいは「...?(はて?)」という曖昧な表情をされます。


広報という職種は、まだまだ世の中には認知されていないのだなぁと感じる瞬間です。

認知度を上げるプロフェッショナルにも関わらず、自分達の活動内容を理解してもらうのは後回しにしている、ある意味逆のプロ意識を感じます。


さて、「広報活動ってよくわからない」と思ってしまうのは何故でしょうか。

プレスリリースを送るだけ、メディアに情報を売り込むだけが「広報活動」ではありません。

そんな誤解が生まれるのも、皆さんパブリック・リレーションズという仕事を通じて何ができるのかわからないからなんだと思います。

パブリック・リレーションズ(広報)の発想を使って「正しく」行動すると

  • 認知度を上げることができます

  • 信頼感を増すことができます

  • 顧客にメッセージが届きやすくなります

  • 潜在顧客の醸成ができます

  • エンゲージメントを高めることができます

なので

  • 新しいサービスやプロダクト、商品が世に出る時

  • 採用に力を入れたい、資金調達をスムーズに行かせたい時

  • マーケティングや営業の手法だけでは行き詰まりを感じる時

  • ブランディングに力を入れたい時

  • 社内の空気が良くない時

などに効果的です。


抽象的でわからない?...ですよね。


とても簡単に言うと、「良いものを売れるものにする」のが、広報の発想の原点になります。情報やモノが溢れかえっている現代、製品や企業の持つ良い部分だけをそのまま伝えているだけだと、はっきり言って伝わりません。


伝わらないと価格競争になることが多くなり、結果資本の大きい企業が優位になってしまいます。


それでは、「いちご大福」を例にとって、パブリック・リレーションズの考え方とは何かをわかりやすく説明していきます。


美味しいいちご大福がスーパーに3種類並んでいたとします。


パッケージも中身も同じ、違うのは価格だけ。

そうすると大半の人が、一番安い商品を購入すると思います。


そうすると、売れ行きは、

だいたい、このようになりそうです。

これはいわゆる価格競争に陥っている状態になり、資本がある大手企業が有利になる状態です。


そこにもし、こんなポップがそれぞれ出ていたらどうなるでしょうか?


もしかしたら、こんなふうに売れ行きが変わるかもしれません。


価格だけではない、別の価値を伝えることで売れ行きは変わってきます。


さらに、原材料は同じまま、商品名と作り方をこんな風に変えてみたらどうなるでしょうか。


売れ行きがもう少し変わってくると思いませんか?


こんなふうに、商品やサービスに話題性や企業姿勢、魅力をわかりやすく伝える情報を乗せることで、違うイメージや売上を作り出すことができるのです。


どんな情報を、どのように届けていくと、価値を最大化できるのか?

これを作っていくのが、パブリック・リレーションズ(広報)の発想です。



本当の意味で「広報」の力が発揮されるには、広報担当者と経営者(責任者)の両方が協力しあってアイデアを出していくほうが上手く行きます。


上の例にもあるように、本当は製品名やパッケージやマーケティング戦略の全てが決まる前から、広報担当者を巻き込んで行く方がスムーズに認知度を高められます。


つまり、経営戦略にPRの発想を入れるだけで

  1. 新しい顧客の創造に繋がる (見つけてもらいやすくなる)

  2. 「こう見られたい」をコントロールできるようになる

  3. スペックそのままの状態よりも価値を感じさせることができる

ので、経営資源の効率的な獲得に繋がりやすくなるのです。


これが、経営戦略にパブリック・リレーションズ(広報)の発想が大切になってきている3つの理由です。

情報もモノも溢れかえっている現代、いかに「見つけてもらう」「面白いと思ってもらう」「ファンになってもらう」内容にするかが、PRの発想のキモとなってくるのです。




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