成果が出ないのにはワケがある。新しいことを効率良く学ぶ方法

最終更新: 2019年3月29日



ひと雨降るごとに春のぬくさが近づいてくる今日このごろ。4月から新しくお仕事を始めたり、部署が異動になったり、何かにチャレンジしてみようと思っている方も多いのではないでしょうか。


そんなふうに新しく何かに挑戦したい!と思っている方に、私がこれまで50名近くの広報担当者さんの伴走・サポートする中で気が付いた「新しいことを効率良く学ぶ方法」を書いてみようと思います。


■成果が出ないのにはワケがある



私がサポートする方のうち、初めて広報という仕事をやりますという方は60%くらい。そしてあっという間に成長していく方はそのうちたったの5~10%くらいでした。


もちろんその方の業務内容だったり、会社の状況だったり、私の志向と合う合わないなど様々な要因があるとは思いますが、成果が出ない人には明確な理由があります。


【成果を出せない3つの理由】

  1. そもそも成果が設定されてない

  2. そこにたどり着く道が設計されてない

  3. そこにたどり着く道が間違えている

成果が出せない人は、必ずこのどれかに当てはまります。


例えば、英語を話せるようになりたいと思っているとします。 海外旅行などに行って、意思疎通ができたらもっと楽しいのにな...と感じ、帰国して本屋に行って目についた英語学習の本を読んでみます。もちろんそれだけでは話せるようにはなりません。そこで駅前にあったネイティブスピーカーが先生の英語教室に入会してみます。多少は話せるようになるかもしれませんが、なんとなく実感がありません。そうこうしているうちに、こんな勉強法は駄目だといった記事を読んだり突然英語で道を聞かれて全く答えられなかったりといった経験をし、また海外旅行に行くまで「英語を話せるようになりたい」といった気持ちがどこかに行ってしまう...


この事例の場合、先の3つの理由どれに当てはまるでしょうか。


まず、①「英語を話せるようになりたい」では、なんとなく思い描いているだけで成果が不明瞭なため、成果が設定されていません。


そして、②導線を設計せずに本屋・セミナーと目に入ったものを手当たり次第やっているので、そこにたどり着く道も設計されてない状態です。


成果が出ない3つの理由のうち、2つに当てはまっているので、成果が出なくて当然でしょう。


■成果を出すための簡単4ステップ



ではどうしたら成果が出せるのか?というと、それはとても簡単。さっきの3つをクリアすればいいだけです。


さっきの3点を抑えた成果を出すための簡単4ステップは以下の通りです。 何かを始める前にこの順番で考えると、回り道の長さがだいぶ短くなります。

【成果を出す4ステップ】

  1. 目的を明確に設定する。

  2. 現時点の自分と目標の姿との差分が何かを洗い出す。

  3. その目標をすでに達成していて、かつ教えることに長けている人を見つける。直接会えるのであれば会いに行き、著作などがあれば本を読む。

  4. 徹底的に成果が出るまでやりきる。

まず、ステップ1では、目的を「明確に」設定しましょう。できれば言語化したほうがいいです。


次のステップ2では、自分とゴールの差分をきっちりと把握します。ここでは、差分の原因を探りましょう。たいてい「考え方」「組み立て方」「手法・ノウハウ」のどれかに当てはまるので、ゼロから始める場合意外はそのどこを埋めれば良いか決めます。ゼロベースの場合は考え方を学ぶところから始める必要があります。


そしてステップ3では、すでにその目的/目標を手にしている人を探します。かつ教えることに長けている人、つまり「教えた人もその目標を達成している」人を探します。直接会えるのであれば会いに行き、著作などがあれば本を読むなどしてとにかく探しましょう。


ここは、意外に時間がかかるかもしれません。なぜなら、欲しい成果を手にしている人は必ずいますし、その中に教えることが上手な人も絶対にいるのですが、そういった方はあまり表に出てこないことが多いからです。ここは丁寧に探していくしかないので、情報収集能力をフル稼働させて探してみてください。

SNSで声が大きいから、取材をバンバン受けていて目立っているからという理由だけで選ばない方が良いです。そのような方は「現状の自分」からはかなり遠くにいることが多く、ステップを踏んで成長していくのに適さないこともあります。


最終のステップ4まできたら、あとは徹底的にやるのみです。教わりたい先生や学ぶべき本を見つけたら、言われたことや書かれていることを「徹底的」にやります。



英語学習の場合、こんな感じになります。

ステップ1 >>「海外旅行でレストランに行った時に、店員さんと楽しい会話ができるようになること」を目標に設定

ステップ2 >>差分は「会話ができるようになるというレベルが今の自分の英語力とどのくらい差があるのかそもそもわからない。つまり、考え方がわからないから会話ができないのだ」と把握

ステップ3 >>同じように悩んでいて、教えた人の英語力が短期間で向上している英語教育の先生を見つける

ステップ4 >>会いに行ったら自分に合っていそうなので、半年間とにかく言われたことをやってみる


これまでの私の経験では、ステップ2の「何が足りないのかわからない」ために目標との差分が埋められずにで諦める人と、4の「とにかく徹底的にやってみる」ができない人が多いです。

目的/目標を設定するステップ1や、教えてくれる方を見つけるステップ3は周囲が助けることができるのですが、ステップ2と4はとにかく自分でしかできないからです。


特にステップ2は要注意。世間は手法やノウハウにあふれています。「これをするだけで○○ができるようになる」は、ほぼ手法の話です。考え方・欲しいものがわかっていてそれを学ぶのであれば良いのですが、大抵の場合手法やノウハウだけ学んでもうまくは行きません。



ディアメディアも先日3歳になりました。

この春から新しいことにチャレンジしていくので、効率的に学習して上手く自社に取り入れていきたいと思います。



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